海外渡航等で新型コロナワクチン接種証明書が必要になった場合、パスポートセンター等で紙で発行してもらえます。
ただ、わざわざ外に出歩かなくても、スマートフォンのアプリを使っても発行できます。
手続き自体は非常に簡単で、5分もかからずに登録できます。
この記事では、発行に必要なものとその手順を紹介します。(ただし、マイナンバーカードが必要です。)
新型コロナワクチン接種証明書の発行に必要なもの
必要なものは以下の3点です。(※海外用も発行する場合は4点)
1.スマートフォンの必要要件
iPhone端末
- iOS13.7以上
- マイナンバーカードを読み取れる(NFC type B対応)
Android端末
- Android8.0以上
- マイナンバーカードを読み取れる(NFC type B対応)
新型コロナワクチン接種証明書アプリ
新型コロナワクチン接種証明書アプリは、iPhoneであればApp StoreでAndroidであればGoogle Playで検索すればすぐに見つかります。
▼ 厚生労働省およびデジタル庁から発行されている国の公式アプリです。
新型コロナワクチン接種証明書アプリ |デジタル庁 (digital.go.jp)
新型コロナワクチン接種証明書発行の手順
つぎに、新型コロナワクチン接種証明書発行の実際の手順を紹介します。
↑ アプリをインストールして開きます。「次へ進む」を押します。
↑ 何も考えずに「次へ進む」を選択します 。
↑ ここも「次へ進む」を選択します 。
↑ 利用上のご注意を読んで、「次へ進む」を選択します 。
↑ 利用規約を読みとばし、同意するに☑を入れて「次へ進む」を選択します 。
↑ 「接種証明書を発行」をタッチします。
↑ 日本国内用と海外用のうち発行したい方(両方の場合は両方)を選択して、「次へ進む」をタッチします。
↑ マイナンバーカードを発行した際に登録した4桁の暗証番号を入力します。
3回間違えるとロックがかかり、役所でパスワードの再発行の手続きが必要になるので注意が必要です!
↑ 暗証番号入力後、「次へ進む」をタッチします。
↑ マイナンバーカードの上にスマートフォンをかざして読み取ります。
読み取り位置に注意が必要。iPhoneの場合は上部側で読み取ります。
↑ 読み取りに成功して正しい情報が表示されたことを確認し、「次へ進む」を選択します。
↑ 海外用も発行する場合、パスポートの顔写真のページを背面カメラでスキャンします。
↑ パスポートの情報と合っていることを確認し、「次へ進む」を選択します。
↑ ワクチン接種時に住んでいた市区町村を選択し。「ワクチン接種記録を検索」をタッチします。
↑ 表示されたワクチン接種記録が正しいことを確認し、「発行」を選択します。
↑ 接種証明書を発行しました」というメッセージがでれば終了です。
↑ その後はアプリを起動すると、上のような接種証明書が表示されます。
・・・以上で終了です。
3回目の接種証明書を追加したい場合
2回目の接種が終わった段階で、すでにアプリで証明書を発行している方の場合です。
この場合、自動では3回目の接種分は追加されませんので、上記の作業をもう一度行います。
↑ この画面で、右下の青い(+)の部分をタッチします。
↑ すると、見たことのあるこの画面が表示されますので、上記と同じ手順で暗証番号の入力とマイナンバーカードの読み取りを行います。
↑ マイナンバーカードの読み取りが完了し、3回目の接種記録が追加されていることが確認できれば終了です。
最初の2回接種の証明書を削除したい場合
3回目の接種証明書を追加すると、最初の2回接種の証明書と2種類存在してしまいます。
3回目の接種証明書に1,2回目の接種記録も含まれていますので、2回接種の方は削除しても構いません。(あとで間違いのもとになるので、削除しておいた方が無難です。)
削除する方法は簡単なので、その手順も紹介します。
↑ 削除したい方の2回接種の証明書をタッチします。(上は国内用の例です。)
↑ 2回接種の画面が表示されますので、ここで一番下までスクロールします。
↑ すると、一番下にごみ箱のマーク(赤丸)がありますのでタッチします。
↑ 削除の確認のメッセージが表示されますので、「削除」をタッチします。
最初の2回接種の証明書が削除されていることが確認できたら完了です。
まとめ
以上のように、スマートフォンとマイナンバーカードがあればすぐに接種証明書を発行することができます。
例えば、海外渡航が必要になったときなど、時間が空いた時に事前に発行しておきましょう。
また、このアプリ上でQRコード(二次元バーコード)も表示させることができます。
その手順については別の記事で紹介していますので、そちらもあわせて参考にしてください。
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