差し筋登山を始めたけど、やっぱり安全のために地図を持っていきたい。
でも、2万5千分の1地形図は登山中どのように携帯すればいいのだろう?
2万5千分の1地形図は広げると大きいので、そのまま持ち歩くのは不便ですよね。
この記事では、以下の2点についてわかりやすく紹介します。
何回か自分でやってみれば、すぐに覚えてしまいますよ。
扱いやすくするための地図の折りたたみ方
周囲の余白の部分を裏側に折り返し、八つ折りにしていきます。
1. 地図を裏返して、下の写真のように3つの角を折り返します。
このときに、内側の地図の角に沿って折るようにします。
地図の名前がある部分だけは折りません。(地図の名前がわからなくなるため)
2. 内側の地形図の枠に沿って、4辺の外側の白い部分を内側に折ります。
3. 地図の面を表側にになるように、真ん中で半分に折ります。
4. さらに、両端の半分を内側に折り返します。
5. 最後に、地形図の名前が見えるように、上下の半分で折れば完成です。
山に登らないとき、この状態で保管しておくと地図の名前が見えるので、目的の地図を探すときに便利ですよ。
登山中の地図の持ち歩き方
4つ折りにして見たい部分を表にする
登山の時は、折り目の部分を使って見たいエリアが表になるように四つ折りにします。
このサイズでマップケースに収納して携帯します。
マップケースに入れておく
登山中に地図をしまってしまうと、見たいときにザックから取り出すのは面倒ですよね。
やはり、すぐ取り出せるところに持っておきたいですが、手で持ち歩くと岩場やはしごで手を使うルートでは危険です。
また、紙の地図をそのまま持って歩くと、雨が降ったとき濡れてしまいます。
そこで通常、首にかける用のひもが付いた防水性のマップケースに地図を入れておきます。
100均の材料で自作すれば、安上がりで簡単に準備できます。
100均の材料で作る自作マップケース
マップケースの材料
材料はクリアケースとロープの2つだけで、ダイソーで合計220円で入手できました。
クリアケース(ソフト・A4サイズ)
ダイソーの文房具コーナーで購入したものです。
チャックでふたを閉じれるため、ふつうの雨であれば水が中に入って地図が濡れる心配はありません。
ロープ
アウトドアコーナーで購入したロープです。
首にかけるためのものなので、基本的には何でも構いません。
マップケースの作り方
2か所に穴をあける
ロープを通すサイズの穴を、クリアケースの片側の2つの角にあけます。
このとき、チャックが閉まってる状態で、チャック側の方をあけた方が使う時に便利です。
ロープを通す
あとはひもを通し、先端で球を作って外れないようにするだけです。
あとは、このケースにコンパスや鉛筆を入れて首からかけます。
土砂降りの雨でもない限り、防水性も問題ありません。
春から秋にかけての登山道を歩くような山歩きであれば十分に使えますよ。
自分でマップケースを作るのは面倒なひと、メーカー製の方が安心と思うひとは、登山の専門店やネットショップで購入しましょう。
この記事のまとめと次のステップ
地図をとコンパスを正しく使うためには、地図上に磁北線を引く必要があります。
磁北線の引き方については別記事に紹介してますので、そちらも参考にしてみてくださいね。
▼おすすめ記事
自由コメント欄