【登山と地図】初心者が覚えておきたいコンパスの使い方 2選

初めての登山
登山初心者
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登山を始めたいのですが、コンパスの使い方がよくわからず・・・

コンパスはどう使ったらいいのでしょうか?

本記事では、以下の2つの使い方にしぼってわかりやすく紹介します。

この記事で紹介するコンパスの使い方
  1. 現在地がわかっているとき、次に進む方向を確認する
  2. 現在地がどこかわからないとき、周囲の目標物から現在地を推定する

まず初心者は「1.進む方向を確認する」をできるようにしましょう。

「2.現在地の確認方法」が必要な状況は、すでに道に迷ってしまい遭難の一歩手前の状況と想定されます。

また、周囲がガスで何も見えない状況では使えません。

そうならないためにも、まずは1の使い方を身につけておくことが重要です。

最もわかりやすいのは、身近にいる登山に詳しいひとに教えてもらうことです。

もしそのような人がいない場合、初心者向けの講習会や登山ツアーに参加してみましょう。

クラブツーリズムパスというサブスクに入会すると、初心者向けの登山講座の動画を視聴できます。

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コンパスを準備する

登山では一般的にベースプレート付きのコンパスを使用します。

コンパスの使い方を紹介するにあたり、この記事では各部の名称を以下のように呼ぶことにします。

コンパスを使うにあたって、以下の2つの動作が必要になります。

  • ベースプレートを動かす
  • ダイヤルを動かす

使い始めのうちはここが少し混乱しがちなので、ここでは、ベースプレートを動かす場合は赤色ダイヤルを動かす場合は黄色で記載することにします。

地図(2万5千分の1地形図)を準備する

まずは自宅の周囲でコンパスの使い方を練習してみるのがよいでしょう。

地図は2万5千分の1地形図を使用しますが、国土地理院ウェブサイトでも無料で印刷できます

また、地図上にあらかじめ磁北線を引いておく必要が有ります。

地図の入手方法と磁北線の引き方は、下の2つの記事を参考にしてください。

▼ おすすめ記事

【登山と地図】2万5千分の1地形図の入手方法と無料の印刷方法

【登山と地図】2万5千分の1地形図の磁北線の引き方とメモの書き方

進む方向の確認(現在地がわかっているとき)

下の地図で自分が赤い矢印の現在地にいることがわかっており、つぎに青い矢印の方向に進みたい場合を考えてみましょう。


1. 地図上で進みたい方向にベースプレートの縁を合わせます。


2. その状態で、ダイヤルの赤い矢印を磁北線の北向きに合わせます。


3. コンパスを手に持ち、ダイヤル上の赤い矢印と方位磁針のNの向きが重なるように、ベースプレートの方向を合わせます。

このときの進行線の方向が、これから進むべき方向となります。

覚えるのは3つの動作だけ、比較的覚えやすいのではないでしょうか。

現在地の推定方法(現在地がわからないとき)

現在地を推定するためには、2つの目標物の位置を視認できていることが前提となります。

ここでは、目標物A(水道橋の端)目標物B(ゴミ処理場)の位置から、現在の自分の位置を推定してみましょう。


1. 目標物A(水道橋の端)からの現在地の方向を確認

1-1. ベースプレート上の進行線を目標物Aに向けます。


1-2. その状態で、ダイヤル上の赤い矢印を方位磁針のNに合わせます。


1-3. 地図上で、ダイヤル上の赤い矢印と磁北線の北向きが合うように、ベースプレートの方向を合わせます。


1-4. 目標物Aとベースプレートの縁が重なるように、ベースプレートをずらします。

すると、目標物Aから伸びる線(点線A)のどこかに自分がいることになります。


2. 目標物B(ゴミ処理場)からの現在地の方向を確認

基本的に、目標物Aの時と動作の流れは同じです。

2-1. ベースプレート上の進行線を目標物Bに向けます。


2-2. その状態で、ダイヤル上の赤い矢印を方位磁針のNに合わせます。


2-3. 地図上で、ダイヤル上の赤い矢印と磁北線の北向きが合うように、ベースプレートの方向を合わせます。


2-4. 目標物Bとベースプレートの縁が重なるように、ベースプレートをずらします。

すると、目標物Bから伸びる線(点線B)のどこかに自分がいることになります。


最後に、点線Aと点線Bの交わる点が見つかりますので、そこが現在自分がいる地点と推定できます。

この記事のまとめ

この記事で紹介した内容をまとめると以下の2点です。

この記事のまとめ
  1. 現在地がわかっているとき、次に進む方向を確認する。← 特に重要
  2. 現在地がどこかわからないとき、周囲の目標物から現在地を推定する。

この記事で紹介したように事前に近所で試してみたら、実際の登山で自分の手でコンパスを動かしてみることをおすすめします。

実際の登山では、休憩や分岐点を通過するタイミングで試してましょう。

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