はつか大根なんて今までしたことないけど、どうやって育てたらいいの?
栽培に必要なものと栽培のコツを知りたい!
本記事では、こんな悩みを解決していきます。
はつか大根は、初心者でも比較的簡単に育てられるのは知ってましたか?
はつか大根のタネはダイソーなどの100均でも簡単に手が入りますよ。
その名の通り成長が早く、タネまきから収穫までの日数がかからないのも魅力のひとつです。(さすがに20日間では収穫できませんが ^^;)
でも、うちは庭の無いアパートだよ。
ベランダで育てるしかないけど、そんなことはできるのかな?
そんなとき、ペットボトルを使えば、ベランダなどの限られたスペースでも育てることができます。
ペットボトルは飲み終わったものを使い、栽培用の土も100均で買えるため、初心者でも気軽に始められますよ。
そこでこの記事では、ペットボトルを使ったはつか大根の栽培のコツをまとめました。
最後まで読んで頂き、あなたもぜひチャレンジしてみてください。
ペットボトルを使ったはつか大根栽培のための材料準備
紅白はつか大根のタネ
ダイソーで購入しましたが、2個で100円なので、実質1個50円で買えます。
タネまきの時期は7月から11月にかけてです。
今回は10月上旬にタネをまきました。
栽培地域 | まきどき | 収穫時期 |
---|---|---|
北海道 | 7月上旬~9月下旬 | 8月上旬~10月下旬 |
東北、上越地方 | 7月上旬~10月中旬 | 8月上旬~11月中旬 |
関東~九州北部 | 7月上旬~11月上旬 | 8月上旬~12月中旬 |
九州南部 | 7月上旬~11月下旬 | 8月上旬~12月下旬 |
培養土
ダイソーで「野菜の土」を購入しました。
あらかじめ肥料が含まれており、野菜全般の栽培に適しています。
以前に同じくダイソーで購入した「かる~い観葉植物の土」もありましたので、これも試してみます。
プランター栽培で、水はけ用の石を底に並べることが多いですが、ここでは無くても特に問題ありません。
ペットボトル(500mLと2Lの2種類)
飲み終わったあとの500mLと2Lのペットボトルを使います。
このままでは水がペットボトルの底にたまってしまうので、水はけ用の穴を底にあけましょう。
キリのようなものであけてもいいですし、ミニルーターやはんだごてがあると、もっと簡単にあけられます。
穴の数はそれほど神経質にならずに、下の写真のようにまんべんなくあけてやればOKです。
ハイポニカ液体肥料
成長するにつれて培養土に含まれている養分だけでは不足してしまいます。
そこで、途中から肥料を追加してやります。
ハイポニカ液体肥料は水耕栽培などにも使える万能な肥料で、今回のはつか大根の栽培にも使いました。
原液を水道水にうすめるだけで簡単に使えます。
詳しい使い方は下の記事にありますので、こちらも参考にしてください。
▼おすすめ記事
\ ハイポニカ液体肥料の価格の比較はこちら! /
はつか大根のタネまきから収穫まで
タネまき
ペットボトルに培養土を入れ、深さ1cmほどのところにタネをまきます。
500mLのペットボトルは小さいので1本につき1か所だけ、2Lの方は2、3か所にタネをまきました。
1か所につき2,3個のタネをまきます。
複数まくのは、発芽してから小さめの芽を間引くためです。
タネをまいた後、ペットボトルの土全体が十分に湿るように、たっぷりと水をやりましょう。
発芽から間引き
タネまきから1週間後に子葉(双葉)が出始めます。
この段階で芽が1本になるように間引きます。(もしくは、ここでは2本残しておき、本葉が数本出たてから、もう一度間引いてもいいです。)
水やりは毎日する必要はなく、表面の土が乾いてきたぐらいで水をあげましょう。
「かる~い観葉植物の土」の方は結局枯れることに
「かる~い観葉植物の土」の方は、2Lと500mLに各1本ずつ使用したのですが、それらの土から発芽した苗がどうも元気がありません。
葉っぱがしだいにしぼみ、最後には枯れてしまいました。
あくまで推測ですが、この土は空気が内部に溜まりやすく、このままでは水はけが悪いようです。
そのため、根っこに十分に水がいかなかったと思われます。
そこで、この土をあきらめ、残っていた「野菜の土」に交換しました。
苗は、他のペットボトルで間引きしたものを植えてあげることにしました。
収穫までの注意点
定期的に肥料をあげましょう
ふだんは水だけでいいですが、成長するにしたがって養分が足りなくなります。
そこで、定期的に肥料をあげるようにしましょう。
ここではハイポニカ液体肥料を使っており、1~2週間に1回程度、水やりのときに液体肥料を混ぜた液肥水をあげればよいです。
土寄せをしてあげましょう
成長するにしたがって、だんだんと茎の下の赤い部分が膨らんできます。
この赤い部分がはつか大根になり、膨らんでくると土の上にどんどんと顔を出してきます。
このままほうっておくと、収穫前にひび割れ等の原因になってしまいます。
そこで、通常の畑での栽培では、周囲の土を寄せてあげる土寄せという作業をします。
ただ、ペットボトルでは寄せる土が周りにありませんので、まだ使ってない残りの培養土を赤い部分の周りにかぶせてあげましょう。
最後にはつか大根の収穫
液体肥料の追加と土寄せを定期的に行えば、あとは問題なく収穫を迎えられるでしょう。
今回は収穫時期が11月の下旬になりましたが、この時期になると、気温も低く日照時間も短くなるため、すこし成長に時間がかかるようです。
一方で、この寒い時期は虫が少なくなるので、害虫の心配はほとんどないというメリットもあります。
一般的なサイズと比べるとやや小ぶりですが、ペットボトルでもりっぱなはつか大根を栽培できることができました。
ペットボトルを使ったはつか大根の栽培のまとめ
最後に、ペットボトルを使ったはつか大根の栽培の注意点をまとめましょう。
ペットボトル栽培の魅力は、
- ベランダという限られたスペースで栽培できる
- ベランダを汚す心配がない
という点です。
あなたもぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
ここでは土を使った栽培方法を紹介しましたが、ハイドロボールを使って水耕栽培でも栽培できます。
その方法は下の記事で紹介してますので、興味のある方はこちらも参考にしてみてください。
▼おすすめ記事
→ 【ラディッシュ水耕栽培】初心者のための育て方のコツ|ハイポニカ使用
また、他の野菜の水耕栽培の記事もありますので、こちらものぞいてみてください。
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